リニアシャフト

リニアシャフトを販売する通販サイトです。直径3〜50mm、長さ8〜1500mmを1mm単位で指定可能。おねじ・めねじ・段付き・テーパ型・パイプ型など多彩な形状、SUJ2軸受鋼やSUS304など材質も豊富に取り揃えています。

リニアシャフトとは、高精度な直線運動を実現する円筒研磨軸。 リニアブッシュやベアリングと組み合わせて、工作機械、搬送装置、半導体製造装置など 精密な位置決めが求められる用途に使用されます。

リニアシャフトの特長・用途

リニアシャフトの主な特長

  • 高精度な真円度と真直度:精密研磨加工により真円度0.02mm以下、真直度0.05mm/m以下の高精度を実現
  • 優れた表面粗さ:表面粗さRa0.4μm以下の鏡面仕上げで、なめらかな直線運動が可能
  • 高い負荷容量:焼入れ処理により表面硬度HRC56以上を確保し、高荷重に対応
  • 豊富なサイズと材質:直径3mm〜50mm、長さ15mm〜1500mmまで幅広い規格品とカスタム対応

リニアシャフトの主な用途

  • 産業用ロボットのアーム駆動
  • 半導体製造装置の精密位置決め
  • 自動組立装置のワーク搬送

リニアシャフトの選び方のポイント

最適なリニアシャフトを選ぶためには、以下のポイントを確認しましょう。

1 シャフト径

使用するリニアブッシュやベアリングの内径に合わせて選びます。 一般的なサイズは6mm、8mm、10mm、12mm、13mm、16mm、20mm、25mm、30mm、40mmなどです。 負荷が大きい場合や剛性が必要な場合は、太いシャフト径を選定します。

2 長さと支持方法

ストローク長に応じて適切なシャフト長を選びます。 シャフト長 = ストローク + ブッシュ有効長 + 両端支持余裕(各50〜100mm)が目安です。 両端支持が基本ですが、片持ち支持の場合は許容荷重が大幅に低下します。

3 材質と表面処理

標準はSUJ2(高炭素クロム軸受鋼)で、焼入れ後に研磨仕上げします。 ステンレスシャフト(SUS440C)は耐食性が必要な環境で使用します。 表面処理は硬質クロムメッキで耐摩耗性・耐食性を向上できます。

4 精度クラス

用途に応じた精度クラスを選定します。 標準クラス(真円度0.01mm、真直度0.1mm/100mm):一般産業機械 高精度クラス(真円度0.005mm、真直度0.05mm/100mm):工作機械、測定器 超精密クラス(真円度0.003mm、真直度0.03mm/100mm):半導体装置、精密測定器 精度が高いほど価格も上がるため、必要な精度を見極めることが重要です。

5 端部形状と取り付け方法

端部形状には、段付き、片端ねじ、両端ねじ、フランジ付きなどがあります。 シャフトサポートへの固定方法(クランプ式、ねじ込み式など)に応じて選びます。 追加工オプションで穴あけ、スパナ溝、キー溝も可能です。 両端固定の場合は、熱膨張を考慮した片側フリー構造が推奨されます。

リニアシャフトの用途別おすすめ

使用環境や目的に応じて、最適なリニアシャフトをご提案します。

産業用ロボットのアーム駆動

推奨タイプ:標準クラス SUJ2 直径8〜20mm

理由:動作速度が速く、繰り返し往復運動が多いため、 耐摩耗性と剛性のバランスが重要です。 軽量化を考慮しつつ必要な剛性を確保できる直径を選び、 リニアブッシュとの組み合わせで長寿命化を図ります。

材質:SUJ2焼入れ研磨、標準精度クラス

搬送装置のワーク案内

推奨タイプ:ステンレスタイプ 直径16〜30mm

理由:食品工場や粉塵環境では耐食性が重要です。 ステンレスシャフトであれば水洗いや薬品洗浄が可能で、 衛生管理が容易になります。荷重が大きい場合は太径を選定し、 複数本配置で負荷を分散します。

材質:SUS440C焼入れ研磨、標準精度クラス

リニアシャフトのよくある質問(FAQ)

Q. リニアシャフトとリニアガイドの違いは?

A. リニアシャフトは円筒形状で、リニアブッシュと組み合わせて使用します。 構造がシンプルで安価、軽荷重から中荷重に適しています。 リニアガイドは角型レールとブロックの組み合わせで、 高荷重・高剛性が必要な用途に適していますが、価格は高めです。 一般的に、荷重が小さく長ストロークの場合はシャフト式、 高荷重・短ストロークの場合はレール式が有利です。

Q. シャフトの最大長はどのくらいまで対応できますか?

A. 弊社は最大1500mmまでです。

Q. SUJ2とSUS440C、どちらを選ぶべきですか?

A. 使用環境で判断します。 一般的な屋内環境で防錆管理ができる場合はSUJ2で十分です。 以下の環境ではSUS440Cを推奨します: クリーンルーム、食品工場、医薬品工場、屋外設備、高湿度環境、 水がかかる環境、薬品がかかる環境。 SUS440CはSUJ2の1.5〜2倍の価格ですが、メンテナンス性と長寿命を考慮すると トータルコストで有利な場合があります。

Q. 防錆対策は何をすれば良いですか?

A. SUJ2シャフトの防錆対策: 1. 防錆油を定期的に塗布(グリース給油式ブッシュなら兼用可) 2. 使用しない期間は防錆紙で包装 3. 高湿度環境では除湿管理 4. クロムメッキなど表面処理の検討 5. ステンレスシャフトへの変更 錆が発生した場合は研磨材で除去しますが、精度が損なわれる可能性があります。 予防が最も重要です。

Q. シャフトの寿命はどのくらいですか?

A. 使用条件により大きく異なりますが、目安は以下の通りです: 適切な給油と防錆管理下:10年以上または数千万回の往復動作 無給油・高負荷環境:1〜3年または数百万回 寿命の指標は表面の摩耗・錆・傷の発生です。 定期的に目視点検し、表面粗さの悪化や異音が出たら交換を検討してください。 リニアブッシュの方が先に摩耗するケースが多く、消耗品として管理します。

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