ボールスプラインを販売する通販サイトです。搬送装置やロボット、組立機に最適。無段型や片端段付き型など多様な軸端形状をご用意し、直径6〜30mm、長さ60〜2000mmを1mm単位で指定可能な豊富なラインナップです。
ボールスプラインとは、直線運動と回転運動を同時に伝える機構部品。 スプライン軸とナット間でボールが転動し、軸方向の移動と回転トルク伝達を両立します。 工作機械のスピンドル、自動組立装置、ロボットアームなど高精度な用途で活躍します。
最適なボールスプラインを選ぶためには、以下のポイントを確認しましょう。
使用する負荷とトルクに応じて軸径を選定します。 一般的な軸径は10mm、13mm、16mm、20mm、25mm、30mmなどがあります。 スプライン溝の数と形状(2溝、4溝など)により トルク伝達能力が変わります。重荷重用途では溝数の多いタイプを選びます。
標準型ナットは軸方向にコンパクトで、狭いスペースに適しています。 フランジ型ナットは取り付け面が広く、高負荷・高剛性が必要な用途に最適です。
ボールスプラインはナット形状と機能によって主に2つのタイプに分類されます。 使用条件と取り付け方法に応じて最適なタイプを選びましょう。
| タイプ | 構造 | 取り付け方法 | メリット | デメリット | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| 標準ナット型 | コンパクトな円筒形状のナット | ナット外周をハウジングに圧入または接着固定 | ・最もコンパクト ・軽量 ・低コスト | ・取り付けがやや難しい ・剛性は中程度 | スペースが限られる用途、軽〜中荷重 |
| フランジナット型 | ナット外周にフランジ(鍔)を持つ | フランジをボルトで固定 | ・取り付けが容易 ・高剛性 ・高負荷対応 | ・標準型よりやや大型 ・やや高価 | 高負荷・高剛性が必要な用途、頻繁な着脱 |
使用環境や目的に応じて、最適なボールスプラインをご提案します。
推奨タイプ:標準ナット型 軸径13〜25mm
理由:アーム関節部で回転と伸縮を同時に行う機構に最適です。 軽量化を重視しつつ必要な剛性を確保するため、 標準ナット型を選定します。
推奨タイプ:フランジナット型 軸径10〜20mm
理由:ワークの掴み・回転・上下移動を一つの軸で行う機構に使用します。 高精度な位置決めが必要です。
推奨タイプ:フランジナット型 軸径16〜30mm
理由:ワークを持ち上げながら回転させる搬送機構では、 高負荷に耐える太径のボールスプラインが必要です。 フランジナット型で確実に固定し、無予圧または軽予圧で スムーズな動作を実現します。
A. リニアシャフトは直線運動のみを行い、回転トルクは伝達できません。 ボールスプラインは直線運動と回転運動を同時に行え、 スプライン構造により高い回転トルクを伝達できます。 用途の違いとしては、リニアシャフトは単純な直動案内、 ボールスプラインは直動と回転が同時に必要な機構に使用されます。 価格はボールスプラインの方が高めですが、機構の簡素化によりトータルコストが下がる場合もあります。
Q. 伝達できるトルクはどのくらいですか?A. 軸径とスプライン溝数により異なりますが、一般的な目安は以下の通りです: 軸径10mm:5〜10 N·m 軸径16mm:20〜40 N·m 軸径20mm:40〜80 N·m 軸径25mm:80〜150 N·m 軸径30mm:150〜300 N·m これは静トルクの目安で、動的使用時は安全率(2〜3倍)を考慮してください。 詳細な許容トルクはメーカーカタログをご確認ください。
Q. ボールスプラインの寿命はどのくらいですか?A. 使用条件により大きく異なりますが、目安は以下の通りです: 適切な給油・メンテナンス下:5〜10年または数百万回の往復動作 グリース封入型・軽負荷:3〜5年または数十万回 高負荷・高速回転:1〜3年または定期点検による寿命判定 寿命の指標はボールやスプライン溝の摩耗、異音、振動の発生です。 定期的にグリース補給と点検を行うことで寿命を延ばせます。
Q. メンテナンスの頻度はどのくらいですか?A. 使用条件により異なりますが、一般的な目安: 半年〜1年ごとに目視点検、異常があれば給油 給油式:1〜3ヶ月ごとにグリース補給、清掃 高負荷・高速回転:毎月点検、グリース補給 点検項目:異音・振動の有無、スムーズな動作確認、グリース漏れ確認、 摩耗・傷の目視確認。定期メンテナンスで寿命を大幅に延ばせます。
Q. ボールスプラインとボールねじの違いは?A. ボールスプラインは直動と回転を同時に行いますが、 ボールねじは回転運動を直線運動に変換する機構です。 ボールねじは精密な送り機構(工作機械のテーブル送りなど)に使用され、 ナットが回転すると軸が直進します。トルクを直動力に変換するため、 用途が全く異なります。両者を組み合わせて使用するケースもあります。
直線運動のみを行う円筒研磨軸
ボールスプライン軸の位置決めに使用する固定部品
高荷重・高剛性な直動案内機構