ダクト

ダクトを販売している通販サイトです。ダクトとは、集塵機・送排風機・工作機械・溶接設備などに接続し、切粉・粉塵・煙・ヒュームを吸引・搬送するためのフレキシブルなホース・チューブ類です。

ダクトとは、集塵機・送排風機・工作機械・溶接設備などに接続し、切粉・粉塵・煙・ヒュームを吸引・搬送するためのフレキシブルなホース・チューブ類です。素材・構造によって耐熱温度・耐薬品性・耐圧縮性が異なり、使用する設備の環境や集塵対象に合わせて選びます。

ダクトの特長・用途

ダクトの主な特長

  • フレキシブルな取り回し:フレキシブル構造により、設備レイアウトに合わせて任意の方向に曲げて配管できる
  • 豊富な耐熱性レベル:PVC・ナイロン系の常温対応品から耐熱450℃・耐熱800℃の高耐熱品まで、発塵源の温度に対応
  • 耐摩耗・補強構造:TPU樹脂スパイラルや鋼線補強、アルミ箔複合材など、切粉・粉粒体の搬送に耐えられる補強構造
  • 負圧(吸引)対応:スパイラルワイヤや鋼線補強によって管が潰れず、集塵機の吸引負圧に耐えられる形状保持性
  • 手動空気弁による流量調整:集塵経路に手動空気弁を組み込み、吸引する箇所の風量を手動で開閉・調整可能

ダクトの主な用途

  • 工作機械(旋盤・マシニングセンタ・研削盤)の切粉・クーラントミスト集塵
  • 溶接設備・切断設備の溶接ヒューム・粉塵の吸引排気
  • 木工機械・研磨設備の木粉・研磨粉の集塵搬送
  • 鋳造・溶融設備など高温ガス・粉塵が発生する箇所への接続(耐熱品使用)
  • 集塵機と吸引フードを結ぶフレキシブル接続配管
  • 生産設備の局所排気装置の接続ダクト

ダクトの選び方のポイント

最適なダクトを選ぶためには、以下のポイントを確認しましょう。

1 使用温度の確認

常温(〜60℃程度)であればPVC多用途フレキやナイロンエアダクトで対応できます。溶接・切断・溶融設備など高温ガスが発生する箇所には耐熱450℃伸縮ダクトまたは耐熱800℃伸縮ダクトを選びます。

2 集塵対象の種類

木粉・軽微な粉塵にはナイロンエアダクト・強化ナイロンダクトが適しています。金属切粉など比重の大きい搬送物には、耐摩耗性に優れたTPU鋼線伸縮チューブやTPU樹脂強化スパイラルチューブを選びます。

3 負圧(吸引圧)への対応

集塵機に接続して吸引配管として使用する場合は、管が潰れない形状保持性(耐負圧性)が必要です。スパイラルワイヤや鋼線補強構造のチューブを選びます。

4 配管経路の柔軟性

取り付け箇所の形状や設備の動きに合わせた取り回しが必要な場合は、伸縮型を選びます。フレキシブルに曲げて固定する用途にはPVC多用途フレキやナイロン系ダクトが扱いやすいです。

5 流量の手動調整

複数の吸引口から1台の集塵機に接続する場合など、各吸引経路の風量バランスを調整したい場合は、手動空気弁をダクト経路に組み込みます。

ダクトの種類別比較

タイプ 特長 おすすめ用途
PVC多用途フレキ PVC素材のフレキシブルダクト。軽量で取り回しが容易。 木粉・軽微な粉塵の集塵、常温での一般的な集塵配管
ナイロンエアダクト・強化ナイロンダクト ナイロン素材で軽量かつ柔軟。強化タイプはスパイラル構造で形状保持性を高めている。 設備内の局所集塵、比較的軽微な粉塵の吸引搬送
TPU鋼線伸縮チューブ TPU樹脂に鋼線を埋め込んだ補強構造で、耐摩耗性と耐負圧性に優れる。 金属切粉や粗い粉粒体の搬送、高吸引圧がかかる集塵配管
TPU樹脂強化スパイラルチューブ・銅線スパイラルチューブ スパイラルリブ構造で高い耐押しつぶし性と形状保持性。銅線タイプは帯電防止効果も持つ。 粉粒体・切粉の集塵搬送、静電気が問題になる粉体搬送(銅線タイプ)
二層アルミニウム箔インナークリップ管 アルミ箔を二層に重ねたクリップ管構造で、軽量かつ耐負圧性を確保。 集塵機と吸引フードを結ぶ汎用ダクト接続
ガラス繊維布複合チューブ ガラス繊維布を複合した構造で高い耐熱性を持つ。 溶接設備のヒューム排気、中高温ガスの吸引配管
耐熱450℃/800℃伸縮ダクト 高耐熱素材で構成された伸縮型ダクト。450℃・800℃の高温環境に対応。 鋳造設備・溶融設備・高温排気源への直接接続
手動空気弁 集塵ダクト経路に組み込んで各吸引口の風量を手動で開閉・調整するバルブ。 複数の集塵口を1台の集塵機で運用する際の風量バランス調整

ダクトの用途別おすすめ

工作機械の切粉集塵

推奨タイプ:TPU鋼線伸縮チューブ または TPU樹脂強化スパイラルチューブ

理由:金属切粉は比重が大きく管内壁を摩耗させやすいため、耐摩耗性に優れるTPU系の補強チューブが適しています。

溶接・切断設備のヒューム排気

推奨タイプ:耐熱450℃/800℃伸縮ダクト または ガラス繊維布複合チューブ

理由:溶接・切断設備ではヒュームに高温ガスが混じるため、使用温度に応じた耐熱ダクトを選びます。

木工機械・研磨設備の粉塵集塵

推奨タイプ:PVC多用途フレキ または ナイロンエアダクト

理由:木粉・研磨粉は比較的軽微な粉塵であり、PVCやナイロン系のダクトで対応できます。

ダクトのよくある質問(FAQ)

Q. 耐熱450℃タイプと耐熱800℃タイプはどのように使い分けますか?

A. 接続する排気源の温度に応じて選びます。耐熱450℃伸縮ダクトは溶接設備・炉の排気口近傍など温度が450℃以下の箇所に使用します。鋳造設備・高温溶融炉など500℃を超える排気源には耐熱800℃伸縮ダクトを使用してください。

Q. 吸引配管として使う場合、管が潰れないタイプを選ぶには?

A. TPU鋼線伸縮チューブ、TPU樹脂強化スパイラルチューブ、TPU樹脂リブ銅線スパイラルチューブ、二層アルミニウム箔インナークリップ管がスパイラルワイヤや鋼線補強により耐負圧(耐潰れ)性を持っています。集塵機の吸引圧と各製品の耐負圧仕様を比較した上で選定してください。

Q. 銅線スパイラルタイプはなぜ使用するのですか?

A. TPU樹脂リブ銅線スパイラルチューブは銅線をスパイラルに巻き込んだ構造で、管に蓄積する静電気を銅線を通じて逃がす(アース)役割を持っています。粉体・粉塵の搬送では静電気の帯電による粉塵爆発リスクがあるため、帯電防止が必要な環境で使用します。

Q. 手動空気弁はどのタイミングで使いますか?

A. 1台の集塵機に複数の吸引口(ダクト)を接続する場合、使用しない吸引口を閉じて残りの箇所に吸引力を集中させたいときに使います。各吸引口に手動空気弁を取り付けることで、作業内容に応じた風量調整が可能になります。

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