FCD450 (球状黒鉛鋳鉄)
ダクタイル鋳鉄 / Ductile Iron / FCD45
規格
| JIS | FCD450 |
|---|---|
| ASTM | A536 65-45-12 |
| EN | EN-GJS-450-10 |
材料としての特徴
- ねずみ鋳鉄より高強度・高靭性
- 黒鉛が球状のため応力集中が少ない
- 鋼に近い機械的性質
- 振動減衰性が良好
- 鋳造性が良い
主な用途
- 自動車部品(クランクシャフト、サスペンション)
- 水道管・ガス管
- ギアボックス
- ポンプ・バルブ
- 産業機械フレーム
材料選定のポイント
ねずみ鋳鉄では強度・靭性不足、鋼鋳物はオーバースペックの場合に最適。
この材料のメリット・デメリット
※ 以下は一般的な特性に基づく参考情報です。実際の性能は製造条件・使用環境により異なる場合があります。
メリット
- 高強度・高靭性
- ねずみ鋳鉄より衝撃に強い
- 鋳造性が良好
- 振動減衰性
- 鋼より低コスト
デメリット
- 鋳造コストがやや高い
- 溶接が困難
- 球状化処理が必要
- 品質管理が重要
- 収縮率がFC材より大きい