SKD11 (冷間工具鋼)

Cold Work Tool Steel / AISI D2 / GB Cr12Mo1V1

金属
ご利用上の注意
・本ページの物性値・特性情報は、JIS・ISO・ASTM等の公的規格およびメーカー技術資料を参照した参考情報です。実際の材料選定・使用にあたっては、必ず材料メーカーの公式データシートをご確認の上、専門家にご相談ください。
・本データベースは、設計・開発段階での材料比較・選定にお役立ていただけるよう、幅広い材料の物性情報を掲載しています。図面加工のご依頼やおすすめ材料のご提案は、お気軽にお問い合わせください。
※ 本ページに記載の商標は各社の登録商標または商標です。Inconel®, Monel®は Special Metals Corporation、Hastelloy®は Haynes International, Inc.、Vespel®, Kapton®, Kalrez®, Kevlar®は DuPont、Delrin®は TJC、Teflon™, Viton™は The Chemours Company、ジュラコン®は ポリプラスチックス株式会社、MCナイロン®は 三菱ケミカルアドバンスドマテリアルズ株式会社の商標です。

規格

JISSKD11
ASTMD2
GB/TCr12Mo1V1

材料としての特徴

  • 高クロム(12%)冷間金型用工具鋼の代表格
  • 焼入れ焼戻しでHRC60以上の高硬度が得られる
  • 優れた耐摩耗性と寸法安定性
  • 熱処理変形が小さく、精密金型に適する
  • ワイヤ放電加工が可能

主な用途

  • 冷間プレス金型(打抜き、曲げ、絞り)
  • 冷間鍛造金型
  • 切断刃・せん断刃
  • ゲージ・測定治具
  • 精密機械部品(高耐摩耗性)

材料選定のポイント

冷間金型の標準材として広く使用。100万ショット以上の耐久性が必要な金型に適する。より高い靭性が必要ならSKD61、最高の耐摩耗性が必要なら超硬合金を検討。熱間金型にはSKD61を使用。

この材料のメリット・デメリット

※ 以下は一般的な特性に基づく参考情報です。実際の性能は製造条件・使用環境により異なる場合があります。

メリット

  • 優れた耐摩耗性
  • 熱処理変形が小さい
  • ワイヤカットが可能
  • 鏡面研磨が可能
  • 冷間金型の標準材

デメリット

  • 被削性が悪い
  • 高コスト
  • 靭性はやや低い
  • 大断面では芯部硬度低下
  • 溶接困難

主な代替可能材料

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