SKH51 (高速度工具鋼)
High Speed Steel / AISI M2 / GB W6Mo5Cr4V2
規格
| JIS | SKH51 |
|---|---|
| ASTM | M2 |
| GB/T | W6Mo5Cr4V2 |
材料としての特徴
- タングステン・モリブデン系高速度工具鋼(ハイス)の代表格
- 高温(600度程度)まで硬度を維持する赤熱硬さ
- HRC64以上の高硬度が得られる
- 靭性と耐摩耗性のバランスが良好
- 研削性が良く、刃先の精密仕上げが可能
主な用途
- ドリル・タップ・リーマ
- エンドミル・フライスカッター
- ホブ・ブローチ
- 切削バイト
- 冷間金型(高靭性用途)
材料選定のポイント
汎用切削工具材料の標準。高速切削や断続切削に対応。より高い耐摩耗性が必要な場合はコーティング処理や粉末ハイス(SKH40)を検討。さらに高速加工なら超硬合金へ。
この材料のメリット・デメリット
※ 以下は一般的な特性に基づく参考情報です。実際の性能は製造条件・使用環境により異なる場合があります。
メリット
- 高温での硬度維持(赤熱硬さ)
- 優れた耐摩耗性
- 靭性と硬度のバランス
- 研削仕上げが可能
- 切削工具の標準材
デメリット
- コストが高い
- 被削性が悪い
- 超硬より寿命が短い
- 大断面製造困難
- 熱処理が複雑