SUS430 (フェライト系ステンレス)
AISI 430 / EN 1.4016 / GB 10Cr17
規格
| JIS | SUS430 |
|---|---|
| ASTM | A240 |
| EN | 1.4016 |
| GB/T | 10Cr17 |
材料としての特徴
- ニッケルを含まないフェライト系ステンレスで、SUS304より低コスト
- 磁性を持ち、マグネットが付く
- SUS304より熱伝導率が高く、熱変形しにくい
- ニッケルアレルギーの心配がない
- 高温での耐酸化性に優れる
主な用途
- 厨房機器・流し台・調理器具
- 自動車排気系部品・マフラー
- 建築内装材・エレベーター内装
- 家電製品パネル・洗濯機ドラム
- 電子レンジ庫内
材料選定のポイント
SUS304ほどの耐食性は不要だがステンレスの外観と耐熱性が必要な場合に経済的な選択。塩素イオン環境や酸性環境での使用は避ける。溶接部の靭性低下に注意。より高い耐食性が必要ならSUS304、磁性不可ならオーステナイト系を選択。
この材料のメリット・デメリット
※ 以下は一般的な特性に基づく参考情報です。実際の性能は製造条件・使用環境により異なる場合があります。
メリット
- SUS304より低コスト(Niフリー)
- 熱伝導率が高い
- 磁性がある
- ニッケルアレルギーの心配なし
- 高温耐酸化性が良好
デメリット
- SUS304より耐食性が劣る
- 溶接部が脆化しやすい
- 深絞り加工性が劣る
- 低温脆性のリスク
- 酸性環境に弱い