A7075 (超ジュラルミン)
Super Duralumin / 7075 / EN AW-7075 / GB 7A04
規格
| JIS | A7075 |
|---|---|
| ASTM | 7075 |
| EN | AW-7075 |
| GB/T | 7A04 (GB/T 3190) |
材料としての特徴
- アルミニウム合金中最高レベルの強度を持つAl-Zn-Mg-Cu系合金
- T6熱処理後の引張強さは軟鋼に匹敵する570MPa以上
- 比強度(強度/密度)が非常に高く、軽量高強度構造に最適
- 切削加工性が良好で、精密な機械加工が可能
- 疲労強度も高く、繰り返し荷重を受ける部品に適する
主な用途
- 航空機主要構造材(翼桁、胴体フレーム)
- ロケット・宇宙機器部品
- 競技用自転車フレーム・高級スポーツ用品
- 金型・治具(軽量化が必要な場合)
- 高負荷機械部品(シャフト、ギア)
材料選定のポイント
アルミ合金で最高強度が必要な場合の選択肢。重量制限が厳しい航空宇宙分野や高性能スポーツ用品に最適。溶接は原則不可でボルト接合が基本。耐食性が低いため表面処理は必須。コストと入手性を考慮するとA2017やA6061も検討。
この材料のメリット・デメリット
※ 以下は一般的な特性に基づく参考情報です。実際の性能は製造条件・使用環境により異なる場合があります。
メリット
- アルミ合金中最高の強度(軟鋼並み)
- 比強度が非常に高い
- 切削加工性が良好
- 疲労強度に優れる
- 航空宇宙規格の認定
デメリット
- 耐食性が非常に低い
- 溶接が実質不可能
- コストが高い
- 応力腐食割れのリスク
- 表面処理が必須