C1100 (タフピッチ銅)
Tough Pitch Copper / ASTM C11000 / GB T2
規格
| JIS | C1100 |
|---|---|
| ASTM | C11000 |
| GB/T | T2 (GB/T 5231) |
材料としての特徴
- 銅純度99.9%以上の標準的なタフピッチ銅
- 電気伝導率・熱伝導率ともに金属中最高クラス
- 延性・加工性に優れ、冷間加工が容易
- ろう付け・はんだ付け性が良好
- コストパフォーマンスに優れた汎用銅材
主な用途
- 電線・ケーブル・バスバー
- 電気接点・端子・コネクタ
- 熱交換器・ラジエーター
- 屋根材・建築用銅板
- 調理器具・装飾品
材料選定のポイント
一般的な電気・熱伝導用途で最もコストパフォーマンスが良い。水素を含む環境での溶接・ろう付けには水素脆化の恐れがあるためC1020(無酸素銅)を使用。超高真空・半導体用途もC1020を選択。切削加工がメインならC3604(快削黄銅)を検討。
この材料のメリット・デメリット
※ 以下は一般的な特性に基づく参考情報です。実際の性能は製造条件・使用環境により異なる場合があります。
メリット
- 電気・熱伝導率が最高クラス
- 加工性が非常に良好
- ろう付け・はんだ付けが容易
- 耐食性が良好
- リサイクル性が高い
デメリット
- 強度が低い
- 切削加工性が悪い
- 酸化しやすい(変色)
- 水素脆化のリスク(溶接時)
- コストが鋼材より高い