POM-C (Acetal Copolymer)
Polyoxymethylene Copolymer
規格
| ISO | ISO 9988 |
|---|
材料としての特徴
- 優れた寸法安定性と低い吸水率を持つエンジニアリングプラスチック
- 摩擦係数が低く、自己潤滑性に優れる
- ホモポリマーに比べて耐熱水性・耐アルカリ性が向上
- クリープ特性が良好で、長期荷重下でも変形しにくい
- 切削加工性が良く、精密部品の製造に適する
主な用途
- ギア・歯車・カム機構などの摺動部品
- 軸受・ブッシュ・ローラー
- スナップフィット部品・クリップ類
- 水栓部品・ポンプ部品
- 食品機械部品・コンベア部品
材料選定のポイント
金属代替として軽量化と低摩擦が求められる摺動部品に最適。熱水や温水環境、アルカリ性薬品と接触する場合はホモポリマーよりコポリマーを選択。ただし、強酸環境や塩素系溶剤との接触は避ける必要がある。精密歯車など寸法精度が重要な部品で多用される。
この材料のメリット・デメリット
※ 以下は一般的な特性に基づく参考情報です。実際の性能は製造条件・使用環境により異なる場合があります。
メリット
- 優れた寸法安定性と低い吸水率
- 自己潤滑性が高く、無給油での使用が可能
- 切削加工性が非常に良好
- クリープ特性が良好で長期荷重に強い
- 食品衛生法適合グレードあり
デメリット
- 燃焼時にホルムアルデヒドを発生
- 強酸環境では使用不可
- 塩素系溶剤に弱い
- 紫外線に弱く屋外使用には不向き
- 接着が困難