SUS316

AISI 316 / EN 1.4401 / GB 022Cr17Ni12Mo2

金属
ご利用上の注意
・本ページの物性値・特性情報は、JIS・ISO・ASTM等の公的規格およびメーカー技術資料を参照した参考情報です。実際の材料選定・使用にあたっては、必ず材料メーカーの公式データシートをご確認の上、専門家にご相談ください。
・本データベースは、設計・開発段階での材料比較・選定にお役立ていただけるよう、幅広い材料の物性情報を掲載しています。図面加工のご依頼やおすすめ材料のご提案は、お気軽にお問い合わせください。
※ 本ページに記載の商標は各社の登録商標または商標です。Inconel®, Monel®は Special Metals Corporation、Hastelloy®は Haynes International, Inc.、Vespel®, Kapton®, Kalrez®, Kevlar®は DuPont、Delrin®は TJC、Teflon™, Viton™は The Chemours Company、ジュラコン®は ポリプラスチックス株式会社、MCナイロン®は 三菱ケミカルアドバンスドマテリアルズ株式会社の商標です。

規格

JISSUS316
ASTMA240
EN1.4401
GB/T022Cr17Ni12Mo2 (GB/T 1220)

材料としての特徴

  • モリブデン2-3%添加によりSUS304より優れた耐食性を実現
  • 塩化物イオン環境での孔食・隙間腐食に対する耐性が向上
  • 高温での強度保持性に優れる
  • 非磁性で溶接性も良好
  • 医療グレード・食品グレードとして広く認定

主な用途

  • 海水・塩水環境の設備(船舶、海洋構造物)
  • 化学プラント(塩素系・酸性環境)
  • 医療機器・手術器具・インプラント
  • 製薬・バイオ設備
  • 食品加工設備(特に塩分を扱う工程)

材料選定のポイント

SUS304では耐食性が不十分な塩素イオン環境や海洋環境で選択。医療機器や食品機械で最高レベルの衛生性が求められる場合にも適する。一般的な市場価格ではSUS304より約20-30%高い傾向があるが、メンテナンス性を考慮すると長期的にはコストメリットがある場合も多い。

この材料のメリット・デメリット

※ 以下は一般的な特性に基づく参考情報です。実際の性能は製造条件・使用環境により異なる場合があります。

メリット

  • SUS304より優れた耐食性(特に塩素環境)
  • 海水環境での使用が可能
  • 医療グレード・食品グレードの認定
  • 高温での強度維持
  • 溶接性が良好

デメリット

  • SUS304より約20-30%高価(一般的な市場価格目安)
  • 切削加工性がやや劣る
  • 完全な耐食性ではない(高濃度塩酸等には不可)
  • 冷間加工での加工硬化
  • 応力腐食割れの可能性(高温塩素環境)

主な代替可能材料

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