A2017 (ジュラルミン)
Duralumin / 2017 / EN AW-2017 / GB 2A11 (LY11)
規格
| JIS | A2017 |
|---|---|
| ASTM | 2017 |
| EN | AW-2017 |
| GB/T | 2A11 (LY11) |
材料としての特徴
- Al-Cu系合金で、熱処理により高強度を得られる代表的なジュラルミン
- 切削加工性が非常に良好で、複雑形状の精密加工が可能
- A5052より高い強度を持ち、構造材として使用可能
- 被削性ランキングでアルミ合金中トップクラス
- 適切な熱処理(T4処理)で強度と延性のバランスが良い
主な用途
- 航空機部品・航空機構造材
- 精密機械部品・治具・工具
- 自動車部品(サスペンション、ホイール)
- ねじ・ボルト・リベット
- 産業機械のフレーム・ブラケット
材料選定のポイント
高強度と優れた切削加工性が必要な精密部品に最適。溶接性が劣るため、接合はボルト締結やリベット接合を推奨。耐食性はA5052より劣るため、腐食環境ではアルマイト処理や塗装が必要。最高強度が必要ならA7075を検討。
この材料のメリット・デメリット
※ 以下は一般的な特性に基づく参考情報です。実際の性能は製造条件・使用環境により異なる場合があります。
メリット
- アルミ合金中トップクラスの被削性
- 熱処理で高強度化が可能
- 精密加工に適する
- 疲労強度が良好
- リベット・ボルト締結に適する
デメリット
- 溶接性が非常に悪い
- 耐食性がA5052より劣る
- アルマイト処理が困難
- 応力腐食割れの可能性
- A7075より強度が低い