A5052 (アルミニウム合金)
Al-Mg 2.5 / EN AW-5052 / GB 5A02/5052
規格
| JIS | A5052 |
|---|---|
| ASTM | 5052 |
| EN | AW-5052 |
| GB/T | 5A02 or 5052 (GB/T 3880) |
材料としての特徴
- Al-Mg系合金の代表格で、中程度の強度と優れた耐食性を持つ
- 成形性・加工性が非常に良好で、曲げ加工や絞り加工に適する
- 溶接性に優れ、TIG・MIG溶接が容易
- アルマイト処理(陽極酸化処理)との相性が良い
- 熱処理では強化されない非熱処理型合金
主な用途
- 板金加工部品・筐体・カバー類
- 船舶用部品・海洋構造物(耐海水性)
- 車両・鉄道車両の外板・内装材
- 建築用パネル・サイン・看板
- 家電製品の筐体・フレーム
材料選定のポイント
板金加工を主体とする製品で、中程度の強度と良好な耐食性が必要な場合に最適。高強度が必要ならA2017やA7075を、切削加工がメインならA6061を検討。海洋環境での使用にも適しているが、より高い耐食性が必要な場合はA5083を選択。
この材料のメリット・デメリット
※ 以下は一般的な特性に基づく参考情報です。実際の性能は製造条件・使用環境により異なる場合があります。
メリット
- 優れた成形性と曲げ加工性
- 溶接性が非常に良好
- 耐食性が良く、海洋環境でも使用可能
- アルマイト処理との相性が良い
- 比較的安価で入手性が良い
デメリット
- 熱処理で強化できない(非熱処理型合金)
- 強度はA2017やA7075に劣る
- 切削加工時にむしれやすい
- 高温での強度低下が大きい
- 溶接部の強度低下