SS400 (一般構造用圧延鋼材)
Mild Steel / Structural Steel / GB Q235
規格
| JIS | SS400 |
|---|---|
| EN | S275 |
| GB/T | Q235 (GB/T 700) |
材料としての特徴
- 最も一般的な構造用鋼材で、入手性とコストパフォーマンスに優れる
- 溶接性が非常に良好で、予熱なしで溶接可能
- 成分規定がなく、引張強さのみで規定される汎用材
- 曲げ加工・プレス加工が容易
- 熱処理による強化は期待できない
主な用途
- 建築構造物(柱、梁、ブレース)
- 橋梁・鉄塔・架台
- 機械フレーム・ベース
- タンク・容器・架構
- 一般溶接構造物全般
材料選定のポイント
コスト重視の一般構造物で強度要求が中程度の場合に最適。熱処理で強化したい場合はS45Cへ、より高い強度が必要な場合はSM490やSS540を検討。耐候性が必要な屋外構造物にはSMA(耐候性鋼)も選択肢。
この材料のメリット・デメリット
※ 以下は一般的な特性に基づく参考情報です。実際の性能は製造条件・使用環境により異なる場合があります。
メリット
- 最も入手性が良く安価
- 溶接性が非常に良好
- 曲げ・プレス加工が容易
- 様々な形鋼が揃う
- リサイクル性が高い
デメリット
- 熱処理で強化不可
- 耐食性がなく防錆必須
- 強度はステンレスより低い
- 成分規定がない(バラツキ)
- 低温脆性のリスク